2025.11.10

一戸建ての新築を検討していて、「平屋と2階建てどちらにするか迷っている」「どっちが安いのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこのコラムでは、埼玉県八潮市・草加市、東京都足立区で完全自由設計の注文住宅を手掛ける『アキュラホーム八潮垳店』が、平屋と2階建ての費用について、建築費やランニングコストなど、さまざまな視点から比較して解説します。
価格だけでなく、性能や暮らしやすさも両立した、本当にコストパフォーマンスの良い家づくりを実現するためのポイントも紹介します。
これから家づくりを始める方は、ぜひ理想の住まいを実現するための参考にしてください。
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Contents

※写真はイメージです。
はじめに、平屋と2階建て、それぞれの魅力とデメリットや注意点について解説します。

※写真はイメージです。
平屋はシンプルな構造で、水平の移動だけで生活が完結する暮らしやすさが最大の魅力です。
耐震性を高めやすく、メンテナンスコストも抑えやすいことから、住んでからのコストパフォーマンスを重視する人にもおすすめです。
また、仕切りを少なくすれば家全体がワンフロアになった、ホテルのような間取りも可能です。
中庭などを作ってLDKと外部とのつながりが出るような間取りにすれば、開放的で自然を身近に感じながらのびのびと暮らせる住まいが実現できます。
平屋は同じ床面積なら2階建てよりも広い土地が必要になる分、土地を購入する場合は予算を多く見ておく必要があります。
また、土地や屋根・基礎面積が広い分、固定資産税評価額が上がり、税負担が大きくなる可能性がある点にも注意が必要です。
また、寝室などのプライベート空間も1階に配置されるため、防犯やブライバシー対策も意識する必要があります。

※写真はイメージです。
2階建ては、平屋と比べて、上に階層を増やすことで、土地条件の中で効率的に居住スペースを確保できる、コストパフォーマンの高さが最大のメリットです。
また、吹き抜けやリビング階段など、2階建てにしかできない間取りで、縦に大きく空間が広がる、開放感のある住まいづくりができます。
2階建ては階段による上下移動があるため、完全にバリアフリーな住まいづくりでは平屋の方が有利です。
家の中の1つ1つの動線も、平屋より長くなりがちなので、普段の暮らし方や家事のルーティンなどを考えて、効率的に動ける間取りの工夫がより重要になります。
新築住宅で、平屋と2階建てはどちらが人気なのか、統計データで傾向を見てみましょう。
国土交通省が公開している、過去10年分の「居住専用住宅の階数別着工数」推移を紹介します。

※居住専用住宅は一戸建て以外の住宅も含みます。また、居住専用住宅のうち、1階建てから15階建てまで着工数の推移です。
(出典)政府統計「建築着工統計調査」を基に弊社で作成
上記の統計には一戸建て以外も含まれていますが、1階建て(平屋)の着工件数は10年間で8%→17%と、確実に増えてきています。
逆に、2階建てはやや減少傾向にあり、平屋の人気が高まっていることがうかがえます。

平屋と2階建てを新築して住む場合には、以下のようなコストを総合的に考えて比較検討する必要があります。
1つずつ費用の傾向を紹介していきますので、家づくりや住んでからかかるコストを理解して、ご自身に合った選択をするための参考にしてくださいね。
同じ床面積なら、2階建てより平屋の方が、より多く基礎や屋根が必要になります。
基礎や屋根、外壁工事は材料費や施工にかかる人件費も高いため、面積が増えるとその分、建築費用の総額も上がりやすくなります。
つまり、単純な比較では2階建ての方が建築費は安くなりやすいことは確かです。
ただし、建物の形状や間取り、建材、設備の選択次第で、建築費用は大きく変わってきます。
シンプルな設計やデザインを選び、効率的な間取りで床面積を抑えれば、平屋のコストの増加を最低限に抑えることは十分可能です。

同じ床面積の家を建てる場合、上に階層を積み上げられる2階建ての方が、必要な土地は少なく済むため、土地費用も抑えやすくなります。
特に都市部など、地価が高いエリアでは、総予算のうち土地代が多くを占める場合もあるため、平屋は建築費とのコスト調整が重要になってきます。
ただし、平屋は2階建てと異なり階段やホールのスペースが不要なため、同じ規模でも少し床面積を抑えることはできます。
また、郊外などでは広い土地が比較的リーズナブルに手に入る場合もあるため、土地選びでは、住環境と生活利便性のバランスを考えてエリアを絞り込んでいくことが大切です。

平屋と2階建てのメンテナンス費用や光熱費など、住んでからかかるランニングコストの傾向を紹介します。
住まいのメンテナンス項目のうち、外壁や屋根などの点検や補修・交換などは材料費も高く、施工の手間もかかるため高額になりがちです。
平屋は外壁や屋根の面積が広いため、一度の修繕や交換にかかる材料費が高くなる傾向があります。
一方、2階建ては、高所作業が必要で工事が大掛かりになるため、施工費が高くなることがあります。
屋根や建物の形状、材質などによってもメンテナンス費用は変わってくるため、事前に交換や塗り替えにかかる費用目安をシミュレーションしておくと比較検討しやすくなります。
住宅の断熱性に関する基準が今よりも低かった頃は、上下階で大きな温度差が生じやすい2階建てよりも、ワンフロアの平屋の方が、効率良く空調を効かせられるため、電気代を抑えやすいと考えられていました。
しかし、高断熱・高気密、24時間計画換気の住まいがスタンダードとなった今、平屋と2階建ての光熱費の差は小さくなっています。
ただし、快適な室内の温熱環境を保つためには、平屋の場合、より面積の多くなる屋根と基礎の断熱が重要になるなどの注意点もあります。
〈関連コラム〉
高気密・高断熱住宅のメリット・デメリット|暑い・寒いと後悔しないための注意点も解説
住宅を新築した際に支払う不動産取得税や、毎年の固定資産税・都市計画税は、2階建てよりも平屋の方が高くなるケースが多いです。
不動産取得税や固定資産税の計算のもとになる、不動産の評価額は、新築の場合新たに評価されるため、納税通知前に正確な金額を知ることはできません。
〈固定資産税評価額の決まり方〉
土地:各自治体が適正時価に基づいて算出し、時価公示価格の70%程度が目安
建物:再建築価格(同一の建物を新築する場合に必要となる建築費用)に築年数による減額を反映させて評価額を決定する※新築の場合は建築費用の50~60%程度が目安
もし、平屋と2階建てで土地面積が同じなら、土地部分の税額は変わりませんが、建物部分は評価額によって変わってくることになります。
そして、新築の場合、建物の固定資産税評価には建築費用も関係してくるため、より建築コストが高い平屋の方が、建物にかかる税金も高くなる可能性があるということです。
ただし、住宅用の土地や建物の不動産取得税・固定資産税には、以下のような軽減措置が設けられています。
〈新築住宅に適用される減税制度の例〉
| 住宅用地特例 | 住宅用地の固定資産税評価額を200㎡以下まで1/6に、200㎡を超えた部分は1/3に軽減する特例。
(参考)総務省「固定資産税」 |
|---|---|
| 新築住宅特例
(さいたま市の例) |
新築住宅は床面積の120㎡まで、固定資産税を3年間または5年間1/2に減額する特例。
(参考)さいたま市「家屋の固定資産税の減額措置」 |
| 不動産取得税の軽減制度
(埼玉県の例) |
床面積が50㎡以上240㎡以下の新築住宅について、不動産取得税の計算のもとになる不動産の価格から最大1,300万円が控除される軽減制度。
(参考)埼玉県「住宅又は住宅用土地を取得したときの不動産取得税の軽減制度について」 |
軽減制度が適用されれば、固定資産税や不動産取得税を大きく抑えられるため、実際の税額がどれくらいになりそうか、あらかじめ概算しておくことをおすすめします。

※写真はイメージです。
平屋と2階建てのコストは、初期費用、ランニングコストともに、どちらの方が必ず安くなるというわけではなく、さまざまな要素で変わってきます。
価格だけでなく、性能や暮らしやすさも両立した、コストパフォーマンスの良い家づくりを実現するためのポイントを紹介します。
家の形は、できるだけシンプルな四角や長方形にすると、壁や屋根の材料が少なく済むので、建築費用を抑えられます。
2階建てなら、1階と2階が同じ大きさの「総2階」、屋根はシンプルな形(片流れ屋根や切妻屋根など)が最もコストパフォーマンスが良くなります。
また、家全体をコンパクトにするという方法もあります。施工面積が小さくなる分、施工費をコストダウンでき、土地代も抑えやすくなります。
キッチン・トイレ・洗面・お風呂などの水回りは一か所にまとめると、配管工事がシンプルになって工事費用を抑えられます。
シンプルな配管はメンテナンスもしやすくなるため、長い目で見てもお得になりますよ。
限られた面積でも、設計の工夫次第で実際の面積よりも広く感じる、快適な家にすることはできます。
アキュラホームは、独自の木造住宅工法「AQダイナミック構法」で、柱の少ない大空間のある住まいも高耐震で実現可能です。
敷地の特徴を最大限活かして、コンパクトでも開放感を感じる住まいをご提案します。
壁紙やフローリングなどの内装材、キッチンや洗面台などの水回り設備は、標準的なグレードを選ぶことで全体の費用をぐっと抑えられます。
さまざまな建材や設備の特徴をよく知るハウスメーカーにアドバイスを受けながら、リーズナブルで高品質な、コスパの良いものを選びましょう。
ただし、内装材や設備はサンプルだけでは実際のイメージがつかみにくいため、メーカーのショールームなどで実物を見て決めるのがおすすめです。
将来、ライフスタイルの変化に合わせてリフォームや増築も考えているなら、新築時にあらかじめ設計を工夫するのがおすすめです。
リフォームの時に最小限の工事で済むため、長期的に金銭負担の少ない住まいになりますよ。
〈リフォーム・増築しやすい設計の一例〉
住まいの断熱性能や耐震性・耐久性など、長く快適に暮らすための根幹となる部分は、安易にコストダウンするのはおすすめしません。
ハウスメーカーや工務店を選ぶ際は、長期優良住宅・ZEH、耐震等級・断熱等級などの標準仕様を確認しましょう。
高性能な家が標準仕様であれば、「希望の耐震等級や断熱等級をクリアするために予算オーバーしてしまった」という失敗を防げます。
アキュラホームは、ZEHの基準を上回る断熱・省エネ性能で、「ずっと快適で、おトクな家」を提供します。
また、独自の木造耐震工法「AQダイナミック構法」で、許容応力度計算による耐震等級3を標準としながらも、大空間のある家を実現できます。
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断熱性の高い住まいを建てたり、新築で太陽光発電や高効率給湯器など省エネに貢献する設備を導入したりすると、国や自治体の補助金が受けられる場合があります。
2026年も、2025年の「子育てグリーン住宅支援制度」のような新築・リフォーム関係の補助金や、「住宅ローン減税」が引き続き実施される予定です。
最新情報をチェックしながら、補助金や減税を上手に活用することで、お得に高性能で満足度の高い住まいを実現できます。
〈関連コラム〉
【2025年】埼玉県の住宅新築関連補助金・減税制度まとめ|補助金を活用する際の注意点も解説
注文住宅を建てるなら、地域に精通し、自社施工や独自の仕入れルートがあるなど、品質を下げずにコストを抑える工夫をしているハウスメーカーや工務店がおすすめです。
地域密着の会社は、エリアの土地や気候風土に合った建て方などの知識に精通しています。
また、材料費や各種専門工事の人件費など、地域特有の建築コストの情報を持っているので、見積もりの内容に無駄がなく、現実的な提案を受けられます。
わたしたちアキュラホームは「いい家をより安く」のパイオニアです。
釘一本、ビス一個から大工職人の手間賃まで、家づくりにおける約20,000項目をデータベース化し、コストバランスを細部にわたり丹念に見直すことで「高品質とコストダウン」を同時に実現しました。
建築コストを抑えるさまざまな工夫で「納得の適正価格」を実現。
さらにメンテナンス費を軽減する高性能住宅で、ライフサイクルコストを考えた「一生おトクな暮らし」を叶えます。
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メリットとデメリットを理解した上で、自分には平屋と2階建て、どちらが向いているのか、以下の優先順位が高いかどうかで考えてみましょう。
〈平屋がおすすめな人〉
平屋はシンプルな生活動線が最大の魅力で、段差のないバリアフリーで将来の暮らしやすさも考えた住まいにしたい方に向いています。
また、広い土地がリーズナブルに手に入りやすい郊外で、のびのびと暮らしたいという方にも最適です。
LDKに庭とつながる大きな窓を設けることで、住まい全体に自然との一体感を作れるため、いつも緑が近くにある暮らしをしたい方にもおすすめですよ。
〈2階建てがおすすめな人〉
2階建ては土地条件の中で効率的に居住スペースを確保できるのがメリット。
広い土地でなくても、希望の部屋数や広さを実現しやすいため、地価が高めの便利なエリアで暮らしたい方にとって、コストパフォーマンスが良い選択肢です。
また、上下階でパブリックゾーンとプライベートゾーンを分けられるので、プライバシーに配慮した間取りにしたい方にもおすすめですよ。
「平屋と2階建はどっちが安いか?」を考えたとき、同じ延べ床面積なら、初期費用は2階建ての方が抑えやすい傾向があります。
ただし、住んでからのメンテナンス費用や光熱費などはコンパクトな平屋の方がお得になることもあるため、長い目で見れば「どちらがより安い」ということはありません。
また、「平屋と2階建てはどちらが良いか」に正解はありません。
コストだけでなく、土地条件や希望の間取り・暮らし方を踏まえて、それぞれのご家族にとってベストだと思える選択をすることが大切です。
アキュラホーム八潮垳店では、理想の暮らしを実現する家づくりを土地探しからサポートします。
資金計画や住宅ローン、補助金を活用した家づくりについてもご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
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